素人がアパート経営で失敗しないために

アパート経営は、比較的安全性の高い投資であるというイメージを持っている人が多いでしょう。しかし実は、ローンで破綻をして自己破産にまで追い込まれてしまう人もいます。ローンをなんとか完済はできたが、トータルの利益を計算してみるとかなりのマイナスになってしまっていたという人もたくさんいます。不動産投資に関する1つの誤解は、不動産投資ローンの審査に通ったら、その投資は成功することが約束されているということです。たしかに不動産投資ローンの審査はとても厳しいですが、その厳しい審査に通ったとしても、銀行が「この人ならローンを返済できるだろう」と認めたにすぎません。もしかしたら、「ローンを返済することは難しいかもしれないが、アパートを売却したら債権を回収できるから貸そう」と考えている可能性もあります。

トータルで利益を出すために重要なこと

銀行の不動産投資ローンの審査に通過したら、とりあえずは1つのハードルを越えたということです。年収の条件は450万円~700万円くらいに設定されている銀行が多いですが、いざとなったら給料から返済をしていくことが求められているということでもあります。アパート経営を始める人の目的はさまざまですが、投資の一種ですので、トータルで利益を出さなければ成功とは言えません。成功するかどうかわからないが、とりあえず不動産投資ローンに申込みをしてみようなどと考えて、銀行の審査に投資の成否を委ねてしまう人がいますが、それはとても危険なことです。お金を貸す側の立場になって考えてみれば、アパート経営が失敗したとしても、アパートを売却したお金で貸したお金が回収できれば、融資は成功なのです。利益が一致している部分もありますが、完全に一致しているわけではないのです。

素人が失敗してしまうポイントとは?

素人が失敗してしまうポイントとして多いのは、アパートは管理費や維持費が意外とかかるということです。最初の10年くらいはそれほど維持費がかからないので安心していたら、築年数が20年を超えたくらいから一気に修繕のためのコストがかかってしまって、赤字になってしまうということもあります。築年数が経過するほど、家賃を下げなければならなくなるということも、しっかりと計算をしておきましょう。新築アパートの場合には、最初の15年くらいはそれほど修繕コストがかからないので、15年のローンを組んでいればある程度は安心できるでしょう。ローンを完済してしまっていれば、その後に予想外の維持費がかかったとしても、破綻のリスクはありません。もちろん、他に個人で借金をしてしまっている場合などには、破綻のリスクはあります。